2012/08/27

Birdland , Music Exploration Company

Birdland / Weather Report
"Birdland" is a jazz-fusion instrumental composition written by keyboardist Joe Zawinul, of Weather Report. The song made its first debut on Weather Report's 7th studio album, Heavy Weather, in 1977 shortly after the addition of virtuoso bassist, Jaco Pastorius. In previous years, the Weather Report had received a moderate amount of commercial success and achievement, however after the release of Heavy Weather, with Birdland at the helm of the album, the band gained an unearthly amount of media success. Birdland gained a number of awards, as well as a few top rankings on the Billboard 200 Music Chart. Briskly after the fusion piece reached the top of the charts, it became known as a jazz standard, ( from Wikipedia )
I think the theme song played faithfully to the original, however, wanted to free improvisation.

August 18, 2012. Jazz House Augusta / Maebashi
Music Exploration Company
Taiger Kotetsu (g)、Takuya Aiba (as)、Hideaki Kohga (key)
Masayuki Doki (b)、Hiroyuki Kanazawa (d)

Zawinulの綿密に計算され尽くした曲である。
名曲であればあるほど、演奏者が自由に飛んで行くことを許してくれない。
シャッフルに行ってしまうとリズムを戻すことが難しい。
それにしても難しい曲だ

動画データ
動画 : FujiFilm x10 1920×1080mode
録音 : Roland R-26 44kHz
音声処理 : Sound Studio , Bassをかなり持ち上げました。
編集 : Final Cut Pro X

2012/08/26

2012年9月〜10月のスケジュール



●8/31 (金) 2000 高崎/Sangam
 甲賀英明(p)、高見澤秀久(b) 大澤和樹(d)

●9/2(日)高崎市倉渕/はまゆう山荘
 群馬ジャズフェスティバル2012
 Music Exploration Company【音楽探検隊】
 タイガー小鉄(g)、甲賀英明(key)、饗場拓也(as,ss)、道木正之(b)、金沢洋幸(d)

●9/8(土)高崎/ケイノート
 K Note Jazz Project 甲賀英明(p)、山中幸一(b)神山昌美(d)
 Guest : 加藤寛之(ts)

●9/9(日)1830 高崎/くいものや亮 くいものや亮Musician`s Club
山崎隆之(ts,as,ss)、甲賀英明(p)、坂井康良(b)、伊藤勇輝(d)
Guest : 佐藤ハチ恭彦(as,b)

●9/15(土)2000 前橋/Augusta
 Augusta Jazz Funk Band #112 & a la Qualtet 
Part 1 a la Quartet 
テッシー 手島渉(Sax)  マド 間所惇洋(Gt) マッツー 立松寿明(Kb) 
ナギー 高柳拓也(Ba) トミー 富岡真望(Dr)

Part 2 Augusta Jazz Funk Band #112
 道木正之(b)、小池俊明(ts,ss) 甲賀英明(key)、道木裕子(d)

●9/16(日)1400 前橋/関口梨勝園Jazz&Blues Festival
1400〜 Sara Rector (vo)甲賀英明(p)、京野均(as.ss)、小川由起夫(d) 甘糟ひろみ(b)
1500〜 藤陵雅裕(as,ss)、福田重男(p)、小杉敏(b)、吉岡大輔(d)
1700〜 JamSession

●9/30(日)高崎/ピアノプラザ群馬 
 華麗なる上州音楽会 Solo Pianoで参戦予定
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●10/13(土)1930 高崎/ケイノート
 K Note Jazz Project 甲賀英明(p)、山中幸一(b)、神山昌美(d)
 ゲスト:坂口昂平(Violin)

●10/14(日)高崎/さやモール
 高崎ストリートライブ

●10/14(日)1830 高崎/くいものや亮
 くいものや亮ミュージシャンズクラブ
 山崎隆之(ts ss)、甲賀英明(p)、坂井康良(b)、伊藤勇輝(d)

●10/20(土)2000 前橋/Jazz House Augusta
 Augusta Jazz Funk Band 
 道木正之(b)、甲賀英明(key)小池俊明(ts,ss)、道木裕子(d)

●10/27(土)  2000 高崎/Pierrot
 Pierrot Session 小池俊明(ts ss)、甲賀英明(b)、天田隆(b)、富永究理(d)

写真: 高崎市倉渕  はまゆう山荘からの風景


I've Never Been in Love Before, Jazz Piano Trio

"I've Never Been in Love Before" is a song written by Frank Loesser, published in 1950.
The song is a duet from the 1950 musicalGuys and Dolls, and is sung by the characters Sky Masterson and Sister Sarah Brown. In the play it immediately follows the short solo song "My Time of Day", sung by Sky. Both songs were omitted from the 1955 film adaptation of the musical, and replaced by the duet "A Woman in Love".
(From Wikipedia, the free encyclopedia)
      
I've never been in love before, now all at once it's you, it's you forevermore.
I've never been in love before, I thought my heart was safe, I thought I knew the score.
But this is wine that's all too strange and strong, I'm full of foolish songs.
And out my song must pour, so please forgive this helpless haze I'm in,
I've really never been in love before.



2012年8月12日 高崎くいものや亮  甲賀英明(p)、坂井康良(b)、伊藤輝勇(d)
動画映像 : FujiFilum X10 1930×1080 mode
音声 :  Roland R-26 Digital Audio Recorder
音声処理 :  Sound Studio .  Equalizer, Reverve
画像編集 :  Final Cut Pro X

2012/08/25

タイトルは慎重に! " GallStone " / Music Exploration Company



" Gallstone " composed by Hideaki Kohga, Music Exploration Company Live at Aug.18, 2012 ,  HideakI Kohga (Key)、Tigar Kotetsu (g)、Takuya Aiba (as), Masayuki Doki(b), Hiroyuki Kanazawa (d)

この曲の「作曲のしかた」については以前に書いている。
http://choro2648.blogspot.jp/2012/03/gallstone.html

メンバーが変わると驚くほど曲が変化し成長して行く。このライブ時には学生の時に一緒にバンドを組んでいたドラマーS君が来ていた。彼はこの曲を最初に叩いたドラマーである。目を丸くして驚いていたように(演奏中の私からは)みえた。

スケールがMyxolidianで半音上がったり、下がったりで管楽器向きの曲ではない、平行移動の得意なギター向きであろうか。新入社員の饗場君ががんばりました。

この曲のタイトルは失敗である。YouTubeの「関連動画」が大変なことになってしまった。

2012/08/18

受難のキーボード

それは2003年8月24日のこと、榛名湖畔のステージで(榛名湖ジャズフェスティバル)私は某プロの前座の演奏中であった。 (峰厚介バンドだったと思う)

私は当時購入後約1年のYAMAHA digital piano P-120sで演奏中であったが、突然落雷とともにバケツをひっくり返したような豪雨となり、演奏は途中中断となった。あわててビニールシートを被せ、ステージ裏の控え室で待機する羽目となった。
 しかし結局voのSara Rectorは出番のないままイベントは降雨中止となった。

この時あとで判明した被害は 

真っ暗ななかであわてて移動したキーボードアンプの電源コードが途中で切断されていた。(唖然) 
キーボードの中央付近のD音が押すと戻らなくなった。 
附属の譜面台が行方不明(後日で発見された) 
ちなみにイベント屋さんの自家発電装置も壊れた。 (このためイベントが再開不可能となった。)


ピアノのない場所での演奏や、Fusionのバンドではキーボードが必要になるが、なかなか満足な楽器がない。 

学生の時 Fender Rhodesを持ち運んでいたが、音は良いものの、あまりの重さに腰を痛めたことがある。一人で運搬可能な許容範囲重量をはるか超えている。

 現在のP-120S購入のきっかけは2002年9月1日、当時倉渕村でのはまゆう山荘、群馬ジャズフェスティバル2002年に出演した際、(森村恭一郎(ts), Sara Rectpr(vo), 桑原義孝(d) 天田隆(b))、トリをつとめた横須賀からのゲスト、某暮れ六っのキーボードの阿部紀彦氏が使用していたのを見て(聞いて)演奏終了後に相談、そこそこの音と、すごーく軽かった(カタログデータでは18.6kg、ちなみに当時阿部氏の体重は120Kgぐらいあったらしい)ので高崎市のピアノプラザで2002年9月に速攻購入した。


YAMAHA Digital Piano P-120Sの○な点 

1. とにかく軽い。 
2. そこそこの音(音質)が出る(大きなイベントできちんとしたPAがあるともの結構良い音が会場に出る。) 
3. 値段が安い(?)定価で16万、実勢価格当時12万円台  RHODES は定価43万だった。 
4. スイングガールズに出て来る 
5. 実用的に使える音はEP2(RHODES?)EP1ぐらい。 
6. 二種類の音源をミックスできる(electoric piano+stringsとか) 
7. 売れまくっているので、情報は多い (さすがにこんなに壊れた話は聞かないが) 

P-120Sの×な点(あくまでも私の場合) 

1.購入3年でキーがもどらないところが3カ所もある。 
 手で戻すとまた音がだせますが...... (月に一回ぐらいあちこへ移動で酷使し過ぎ) 
 運搬のたびに壊れるのではとひやひやしている 
2.ライブでelectric pianoとしては使えるが、gland pianoはライブで使えるレベルの音がでない。(これは無理) 
だいたい和音が濁っている。 
3.タッチが軽すぎて、アクションが少ないので、ライブで熱くなってくるとすぐにキーボードの底付き(クッションが少ない)のために右手を痛める。 
4.keyboard ampとの相性が悪いのか最近頻繁に接触不良をおこす。 
移動の時に内部で部品が動いてカラカラ、カタカタと音がする。なんだかどこかねじがはずれているような気がする。 


私がライブ用移動鍵盤に要求することは、
第一に軽いこと。重いのは絶対に不可。
第二にそこそこのピアノの音が出せること。
第三にタッチレスポンス。
     
移動できる、ピアノの代わりの機材という要求が難しい . 

色々な機能はいらないから、ライブで使えるレベルの音を出してくれ、ということ(ダメですね) 
楽器はハードケースに入れて搬送しないと壊れる。

 2002年の9月に購入したP-120Sは、3年後に鍵盤が3つ戻らなくなりピアノプラザに相談、一度入院オーバーホールを行った。(ピアノプラザさんがYAMAHAにクレーム処理、無償修理となった)前橋オーガスタの常駐keyboardととして、現役で来月で10年目を迎える。最近はAJFBの他荒牧ジャズ研セッション、医学部セッションでも使用しているのでかなりの酷使である。

電子楽器が「10年使用できた」というのは奇跡的であるが、突然死を心配している。

                                    ( 2005年07月23日 のmixiの日記より加筆修正 )

2012/08/16

ジャズピアノって確かに大変かも知れない

ジャズピアノ練習の要素  
「いろいろありすぎですが。。。」 

1.両手でテンションのかかった(4度系多い)ボイシング 
2.コンピング(和音を入れるタイミング)のパターン 
3.右手のアドリブフレーズ 
4.右手のタッチの強さとスピード 
5.左膝または、左足関節でしっかりとリズムをキープ 
6.ペダリング 
7.場合により移調? 

1,2,は基本的にジャズブルースを1年ぐらいしっかり色々なボイシング、タイミングでマスターすればかなりカバーできるとは思うけど。 

3は耳コピが基本かな、鼻歌コピーでも可 
むずかしいのは4、右手のタッチコントロールがいまだに全然うまくできないこと。 

すぐガチガチのタッチになってしまう、軽いタッチでスピード感が出せる方がいいと思うが、タッチを軽くするとタイミングが遅れる悪い癖がなおらない。 

ピアノによってもっともきれいな音がでるタッチとストロークは色々で、強すぎるタッチはピアノの音としてあまりきれいではない。 

アップライトのピアノでグランドと同じタッチで弾くと「底突き」してすぐに右手4、5指を痛めてしまうことが多い 
(高崎ピエロのピアノ(注1)) 
キーボードのタッチも相当大変です。 

5.は人によって色々なので決まった方法はないだろけど、私の場合基本的にリズム劣等感が強いので、どこかで体でリズムを出さないとダメみたいです。 

全く足でリズムをとらない、足が動いていないピアニストは少ないと思いますけど、山下洋輔みたいに腰を上下させてとる人、両膝を上下させる人、片膝を上下させるひと色々です。今度ピアニストの足に注目してみましょう。 

(私の場合足がタップダンス状態になってうるさいので、左足の靴を無意識に脱いでしまうことが多い) 

6、ペダルは使わないのが基本だけど、うまく使う人はうまく使っているのは確か。一般に使って失敗していることが多い。使わない方が無難」 

以上の要素を全て反射的にこなさないといけないし、多分小脳しか使っていないんでしょう。人に説明するために無理矢理文章にしてみたけれど、実際にはほとんど演奏中何も考えていていないし。 

大昔、大変お世話になった恩師に私のピアノを聞いてもらった後で言われたこと「君の小脳を調べてみたい。。今度電極刺してみてもいい?」 ま、そんな世界の住人なのでしょうがないんですけど。 

 しかしピアノって大変な楽器ですね 改めて思います。
(注1)店の悪口じゃなくって、私が小学生のときからン十年使っていたピアノが嫁いでいった先なもんで) 

                                mixiの日記 2005年07月22日 より改変

写真 : 10年前ぐらいの沼田祇園祭(おぎょん) 当時沼田市民でした。

2012/08/11

My Shining Hour , Augusta Jazz Funk Trio July 21, 2012

"My Shining Hour" is a song composed by Harold Arlen, with lyrics by Johnny Mercer. It was written for the 1943 film The Sky's the Limit, where it was introduced by Sally Sweetland - who dubbed for Joan Leslie - backed by Freddie Slack and his orchestra.[1] It was nominated for an Academy Award for Best Song. The song became a hit, in a version recorded by Glen Gray with Eugenie Baird as vocalist, but only slowly, taking four months to achieve recognition on Your Hit Parade having entered the charts on January 22, 1944 (the film was premiered on September 2, 1943). The song's title, and opening line: "This will be my shining hour", is believed to have been a reference to Winston Churchill's famous rallying call to British citizens during the war: "This will be our finest hour".                 by Wikipedia


という訳で戦時中に作られたスタンダード 「My Shining Hour」を三人で料理に取りかかる。リハーサルでは3拍子であったが、本番が始まってみたら6拍子で始まった。(原因は鍵盤)演奏中に三拍子または4拍子に修正を試みたのですが、修正不可能。→それで三人で基本練習。三拍子と4拍子mixのようなリズムで。。。。
まあ、これはこれで有りかも知れない。

H Kohga (p)、M Doki (eb)、Y Doki (d)  Jazz House Augusta / Maebashi

好きなピアニストは?

...と時に質問されることがあるが。いつも返答に窮してしまう。

聞き方を変えてくれると良いのですが.....
「○○さんのアルバムの○○という曲の始まってから○分○秒目はどうですか?」  
「そこ最高です、特にその何秒後が特にね」 
 そんな聞き方されたことない(聞く人もどうかしてる) 
裏返すと、このジャズピアニストだったらなんでもokというのはなくて、その逆はたくさんあったりする。 

ビルエバンスで凄いと感じるのは、最後期のモードの解釈。クラウスオガーマン作曲のstringsとの共演のなかで、polymodeの演奏に脱帽 第二楽章の刹那的な美しさと相まって私の圧倒的BEST 1  しかしこの作品はエバンスというよりオガーマンの曲と言うべきであろう。このレコードは一般的に評価が低いらしく、二枚も昔レコードを買ったが、しかし、すぐにレコードを人に貸す癖があって結局紛失してしまった。
 しかし、ビルエバンスのいかにもトリオという演奏はどうも生理的に受け付けない。ネット上で同じような性癖の人(ビルエバンスはだめだが、この曲だけはものすごく大好き!)という人を数人発見しお互いに慰めている。 
 その後CD化され、アマゾンのマーケットブレイス(中古)でなんとか購入。最近はiTune Storeでも購入可能となっている。

 ◆Keith Jarrett / Solo ConcertS  Bremen, Part 1,July 12, 1973 
キースジャレットは最初からピアノと会話し試行錯誤を繰り返している。途中悩み悩み頭の中と鍵盤がつながらない部分がなかなか良い。始まって10分後に大雨のような部分が約3分続いた後に、突然晴れてきたような部分がとても印象的である。 
 実はこの演奏は私が高校生の時に偶然ラジオから流れてきたところで「なんだこれは!!!!!」と驚愕した演奏。いわゆる幼児体験である。ジャズ、というか「即興」の世界の扉を開けてくれた演奏です。「音楽的衝撃」は10年に一回ぐらいありますが、その中でも最大級のものでした。
 それだけに、これまた辛口ですが、キースジャレットの冗長なトリオの演奏はまったく受け付けられず。(なんでこんな体に誰がした?) 
 結論 → 脳とピアノが一体化した驚くべき演奏   

 ◆McCoy Tyner Atlantis 
 これまた驚愕した演奏、なんだこの人は??全部はずれているけどなんかすごい!というのが最初の McCoyのピアノの感想。anti-bill Evans的な捉え方をしていたこともあり、一生懸命コピーしたりしました。 
   2005年頃東京で福田重男さんセッションで弾いたたとき、昔のMcCoyみたいだね、と言われてちょっとうれしかったことがあります。きっとほめ言葉の意味ではなかったようです。

◆Chick Chorea Return to forever 「La Fiesta」 
  この演奏は全てがはまっている。

 特に La Fisetaのアドリブは神がかったリズム感で、Stan Clarkが対等にplayしているのがすばらしい。Out modeがすばらしい。
 大学二年生の時にいきなり演奏させられた曲。この曲は理由があって10年に一回だけ演奏することにしている。


◆Joe Zawinul / In a silent way 
 Miles Davisとライブ版の演奏で、突然分けのわからないスケール(いまだに解読できない)上昇下降を繰り返し、周りの空気を一瞬にして支配してMilesがにらんだ瞬間が最高! 
 ワタクシの場合、もともと右手のフレーズでなく、ジャズの不可思議な和音に興味があって入ったので、どんな不協和音、2オクターブに8和音あるとかを分解して聴音することは得意(これまた変態か)ですが、この人だけは理解を超えています。 
 この親父には全てピンと来る。結構個人的にはアイドルだったりする、

 全て幼児体験? それにモーダルジャズとソロ???  
 普通のバップとかピアノトリオはどうなんだ、と聞かれると何故かピンとこない。ほとんど何も感じない。みんな同じに聞こえてしまう。ピアニストとしてはかなり変態趣味かも知れない。 
オスカーピーターソンを聞いてもピアノ演奏器にしか聞こえない。

                             注: Mixi 2005年7月30日の日記より 加筆改変