2014/07/17

Reproduction ( Maebashi Tersa Improvisation Part 1 July 12, 2014 )


2014年7月12日 前橋テルサロビーコンサート
このピアノは岩手県宮古市のジャズ喫茶で故本田竹広氏も弾いていたベーゼンドルファーです。2011年3月11日の東日本大震災の津波に襲われ約1メートルの深度ぐらいまで海水をかぶってしまったとのことです。このピアノの修復を依頼されたピアノプラザ群馬のスタッフの熱意で復活コンサートが開かれたのが2011年8月2日 群馬県高崎市の総合福祉会館 たまごホールで開かれた。
http://www.rid2840.jp/ando/archive/disaster23a.pdf
 その時には悲しい音にしか私には聞こえなかったが、今回のメンテナンスで素晴らしい状態に仕上がった。
http://eustore.jugem.jp/?eid=20
小さなベーゼンであるが、もともとの弱音の美しさに加え、フルコンサートグランドのような迫力と響き、そして鍵盤の状態も素晴らしく、まったく別のピアノにReproduction(再生)されていた。
 即興には体調管理と気分と直前1時間半の指慣らしが大切。そして真っ白いキャンバスに向かって無心になるように心がけている。そしてピアノの出た音に反応し音楽が展開する。ピアノとホールと私が噛み合うと勝ってにピアノと指が動き出す感覚に陥る。少なくとも頭で考えていたのではこのような反応系の音楽にはならない。この日は実はまったく指慣らしなしで臨んだのであるが、このピアノは私の指を暴走させた。
 当初、保険としてのケルンコンサートは3分で早々に離脱。ベーゼンドルファーとの会話を楽しんだ。最初の部分(Part 1)は弾いている時には気づかなかったが、私の嫌いな癒し系の音楽になっていた。ベーゼンのせいだ。(笑)しかし、このベーゼンドルファーの本性はとても凶暴であrことがpart 3で暴かれた。私のせいではない。(苦笑)

July 12, 2014  Damaged Bösendorfer Revival Concert

Maebashi Tersa Roby, Maebashi, Gunma.
This piano wore sea water from the tsunami of the Great East Japan Earthquake three years ago.  The reproduction situation of the piano was in the very surprising state. It was begun talkatively to tell this piano.
Although I introduced  " False Köln Concert " , But It has broken away immediately. It was not a problem.
This piano began to tell freely from the middle. A sense of healing music which I hate

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