2011/11/19

The Fun of piano trio arrangement / Alice in wonderland, Piano Trio

The Fun of piano trio arrangement. I have the opportunity to play the piano trio rarely. I only once a month,Takasaki, "Kuimonoya Ryo," have a chance to play piano trio

If I arrange a piano trio, has a few ideas to put everytime
This heavy use of pedal bass in triple beat, many changes to the code on it.
Looking for a change to a four-beat rhythm B melody.
It will make the whole music with friends is the best fun for me.

This performance is three beats of piano trios that I am hard for to deal with. The reason why I think that this music is difficult is easy to fall into a feeling limited to every three beats. Furthermore, fastening is hard by 2-5, and the ad lib degree of freedom is low. I handled the first pattern with one cord in G pedal here. I ride various chords in on G, but a feeling of solution cannot deny a poor feeling. I asked bassman to play in higher part !. A meeting was insufficient.

May 24. 2009
Kuimonoya Ryo, Takasaki, Gunma, Japan
Kuimonoya Ryo Musician`s Club / Piano Trio
Hideaki Kohga (p)、Yasuo Sakai (b) Yasunobu Nakamura (d)


Piano Trio " Alice in Wonderland "



ピアノトリオ 編曲のささやかな楽しみ
私がピアノトリオを演奏する機会は滅多にない。ピアノトリオには苦手意識がある。唯一月に一度、高崎の「くいものや亮」で一曲だけ演奏する機会がある。この一曲はいつも色々なアイデアを考えていく。
この曲が難しいのは3拍子ごとに止まってしまう感じになりやすくいこと、2-5により縛りがきつくアドリブの自由度が低いことです。
 ここでは最初のパターンはG pedalで一発処理。2-5を排し、on Gで様々な和音を乗っけるようにしていますが、解決感に乏しい感じが否めない。BASSには上のほうで遊んでいて降りてラインを刻まないで!と頼みました。サビはテーマの­み4ビートにチェンジする。ぶっつけ本番でやや打ち合わせ不足でしたが、音楽全体を作っていくことはとても楽しい作業である。


May 24. 2009
Kuimonoya Ryo, Takasaki, Gunma, Japan

Kuimonoya Ryo Musician`s Club / Piano Trio
甲賀英明 (p)、坂井ヤスオ (b) 中村康伸 (d)

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(6)Bass Line とLeft hand voicing / Blues in F Demo

今回説明したいのは F Bluesのベースラインのコピーと、左ボイシングです
テキストだと説明に限界があるので、demovideoを作りました。結構色々な要素を盛り込んだつもりです。(構想1日、制作期間2週間 平日できず 苦笑) 

ジャズピアノの要素練習の理解のためのデモビデオです。二重録音で今イチあっていないと ころはお許しください。基本的なジャズブルースボイシング、特にleft hand voicingは習得に膨大な時間がかかります。和音の選択も、タイミングもなかなか難しい 。ここではその要素練習として全部で14コーラスのジャズブルースをデモします。 


できるだけジャズピアノの要素練習にわけてデモしました。左手のベースラインだけ聞き取る、左手の和音とタイミングを聞き取る、両手でのバッキングの和音とタイミングを聞く..などなど。右手のリフはちょっとお粗末なんですが、ご愛嬌ということでお許しください。要素にわけて聞き取ってみましょう  
習得の目標は 
 1 ブルースのベースラインの耳コピー 
 2 F Bluesの左手のバリエーションの耳コピー です。 



1-2 コーラス ベースと組み合わせた和音に慣れましょう。左手のベースラインをコピーします。(本来のleft handを敢えて右手でやります。)
3-4 コーラス ルート音を入れたかなりリハモした和音に慣れましょう。
5-6 コーラス ベースとフロント楽器がいる場合の基本的な両手のバッキングです。
7-8 コーラス ピアノのアドリブは実際にはこのようにやっています。(ベースがいないと変でしょう) 。
9コーラス ベースの音を加えたピアノのアドリブです。(レイドバックとタイミングがあっていないのが微妙になってしまった)
10コーラス ベース有り、フロント楽器アドリブ中のバッキング(low position 低い音域)、
11コーラス ベースあり フロントアドリブ中(high potision 盛り上がって来た時 やや高い音域)
12-14コーラス ピアノのアドリブ という構成です。

大切なことはまずベースラインが頭に入っていること、次いで、1-4コーラスの音に慣 れること、目標は10-14コーラスが最終形になります。 
がんばって耳コピーしましょう。

ここで一番最初は最初のベースラインをとること。その時の右手コード(1コーラス)をとることです。このベースと組み合わせた和音を理解して、転回形へと発展していく必要があります。最初の1コーラスを徹底的にコピーしてみましょう。

この場合、基本のF BLUESは 
F   B♭  F  F7 
B♭  B♭  F  D7 
Gm  C7  F  C7 

実際にはお気づきのようにかなりコードを細分化しています。 
F   B♭  F  Cm/ F7 
B♭  Bdim F  D7 
Gm  C7  F/D7 Gm/C7 

もうちょっと色々なコードの細分化していたり代理コードを使用している部分もあります。


敢えて楽譜は提示しません。(すみません) が、Fのコードの時に押さえる和音のパターンをマスターすることも目的です。それほどパターンは多くはありません。 

最初の右手の和音はシンプルです。 和音のトップの音の移動を最小限にします。 
Fの部分  A/D/E♭/G (右手の四和音)からスタートしています。 
B♭のところ A♭/D/G 
D7のところ F#/C/F 
  こういった和音が譜面に対して反射的にできるようになる必要があります。 

ワタクシの場合(これはコードでなく和音を表示しています)。左手三和音右手三和音の時 
F の両手の和音の場合 →(左手)E♭/A/D (右手)G/C/F 
B♭の両手の和音    →(左手)D/A♭/C (右手) G/C/F 
 などなど。 (不十分な説明ですみません)。 
でも譜面をみていたらダメですよー。



特にバッキングや左手の和音、(コンピングパターン)で悩んだら、やはり基本に帰ってC Jam Bluesのガーランドノバッキングスタイルをまずマスターしましょう。


セッションでこんなふうに.... 私のトリオ+松田靖弘氏
ベースライン、左手、右手フレーズ、聞き分けてみましょう。


2011/11/17

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(5)2拍4拍と三連符

今回は内容は難しいリズムの話ですが、 
この先、頭に入れておいて欲しいこと 

4ビートのアクセントの位置を解説確認。 
これまで解説した参考曲(まだブルースだけですが)を聞く際に大切なことです。 

--- 今日の結論 -----------------------------------------------------------------------------------
 4ビートのアクセントは2拍4拍にあり、その中に三連符が感じられること。 
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 ヒアリングの最初の段階から、頭に片隅にいつも忘れないで!! 今回はこれだけ。 

さてリズム劣等生の私がこんなことを言うには訳があります。 
 現在の師匠 (同い年ですが)に師事してもうすぐ5年になります。それまではきちんと習ったことはありませんでした。(今時珍しい) 

「きみねー、ボイシングはまあまあなんだけど、ちょっとしたリズムのニュアンスを直さないとね」 

 師事して間もないころ、なんちゃってクラシックあがりの私のピアノの問題点を、師匠は簡潔に指摘した。 

「4ビートのアドリブやっているうちにどうしてもアクセントが1拍目に来るなあ。ジャズは2拍、4拍のアクセントがもう少しはっきりとしないと。」 
「その中で一拍一拍の中に三連符を感じることが一番大切」 

「それができない内はテンポあげないこと」 
「ノリの確認できないビートでやるな」 

「ベースとドラムのビートにピアノが乗っかる感覚が大切で、がんばりすぎるな」 
「フレーズ中に三連符をどのように使うか考えろ」 

あ、ずいぶん言われていますね。これって、ピアノに限らないと思います。 
でも全て自分の血となり肉となったアドバイスです。 

この段階でつまずいている人が多いと思いましたので、この先のジャズの扉をあける前に頭に入れておきましょう。 
やはりジャズで一番難しい部分だと思います。 

■カウントでビートが出す。 
 2拍4拍にアクセントをおいてカウントを出す練習も良いでしょう。 (意外と難しいものです)

2011/11/15

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(4)体のどこでリズムを出す?



「ヒアリングが5割」 それでは、残りの5割は何でしょう。 

「タイム感が4割」  

落胆しないでください。 
これがジャズです。 
若干ショック療法気味です。 

クラシックからの移行組がうまくいかないことの問題は単純で、ヒアリングを怠っていること(ジャズを聞いていない)、タイム感の重要性に気づいていないことにあります。 

それでは、どうしたら良いでしょうか。 
次のYouTubeでJazz piano講座を開いている、尊敬するLot2learan先生のデモ演奏を見てみましょう。 


My Romance Duet 


このようにピアノが弾けたら楽しいでしょうね。
注目は足の動きです。おおよそ標準的な足によるリズムの取り方です。さすがピアノ教師。
私は4ビートの時には相当左膝を上下させて膝でリズムを取ります。靴を履いていると五月蝿いので、気づくと靴を脱いでしまっています。

Straight No Chaser, 本庄Quest Blues JamSession



足だけみてください。(苦笑) 
最初は結構難しい。 

これはピアニストによってバリエーションがかなりあります。 
かかとだけとる人、つま先だけ、左だけ、右だけ、 
腰で? 2拍、4拍のみ、4拍全部 などなど。 
まったく動かさないピアニストを探すほうが難しい。 
山下洋輔vs渡辺香津美 



二人の足に注目。 

ライブに聞きにいくとよくわかりますので、 
ジャズピアニストの足に注目してみましょう。 
クラシックではこのようなことは絶対やりません。 
これはピアノに限ったことではないですが。 


さて最近思うには、これは強制的にタイム感を出すために行うある意味「安易な方法」だのだろうと思います。内蔵メトロノームの優秀な人は必ずしも必要がないのかもしれません。体のどこかでリズムを感じている必要があります。

本日のまとめ 
「タイム感が4割」 
「左の膝でリズムをとる」 

2011/11/14

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(3)怒濤のブルース推薦9曲

何故ジャズピアノの練習のために、ブルースばかり紹介するのか?  
ジャズピアノの練習に必要な要素が全て網羅されているからです。  
(和音、スケール、リズムの点で) 
かなり高度なリハモしているものもありますよ。 

ジャズブルースの解説はAll Aboutから 
「ブルースって何?」 
http://allabout.co.jp/gm/gc/204879/
はあ?そうですか? 知らなかった。(汗) 
 ちょっとニュアンスが違うような気がしますが、ジャズやっている人にはすぐわかる、セッションで頻繁に出てくる12小節のやつです。 

誤解のないように、ブルースピアノと言うと、また違うものをさします。 
これも素敵ですが。あとでも登場するJazzEdge先生のサイトから 





ではなくてJazz2511先生の 




このあたりかな。 

さて本題に戻ります。 
今回は怒濤のジャズピアノ練習のためのブルース参考曲をさらに9曲紹介します。今回は第二段階、第三段階と少々高度なブルースの解釈まで。 

ある程度ジャズピアノを始めた人には、永久保存版的内容です。 
是非「ヒアリング5割」に加えてください。絶対役に立ちます。 

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■第二段階 
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●ブルー・モンク (鳥尾さん/Be Bop)
 
 中島弘恵さんのピアノは本当にすばらしい! 大好きです。  
とっても良いお手本です。コピーおすすめ  

●Back Home Blues (Charlie Haden Quartet West /Now Is The Hour) in C 
 1:42~3:03 ちょっとコード進行は手が入ってますが、コピーにすごく良いアドリブ。好感が持てます。これまたおいしいフレーズの宝箱 
   
●Blues The Most (Hampton Hawes / The Trio Vol.1) in F 
 ブルースの名手ハンプトンホーズはこのあたりから。やさしくないです。 

●BLUES BLUES (Sonny Clark /Sonny Clark Trio) 
 古典的なバップフレーズの宝庫ですが、明らかにに難易度高いです。細かいフレーズのニュアンスをつかむのは大変。 

●Stolen Moments (Phil Woods / Alive And Well In Paris) in Cm  
 Phil Woods and Europian Ryhthm Machine  Quartetの演奏ですが、3:52~6;10 は非常に印象的なCm Bluesのアドリブです。途中でテンポが二倍になって、どんどん昇天。左手も4度を多用したかっこいいパターン。カルテットのCmブルースバッキングの手本。 

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■第三段階 
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●BLUES FOR Y.Y. (井上祐一/BLUE REQUIEM) 
 テンポも、4度のバッキングも、アウトするフレーズも超かっこいい。相当リハモしています。ブルースってここまでくるのか! 非常に高度な解釈です。カッコイイ。 

●Blues Mambo  (Sonny Clark Trio/Sonny Clark Trio) 
 Sonny Clarkは Bud Powellと並んでコピーとしては難物(だと勝手に思っている) 


●All Blues (Miles Davis/Kind Of Blue) inG 
 6拍子 よーく聞いてみると、Bill Evans がムズカシイことをやっています。私には理解不能。 

●Hamp's Blues (Hampton Hawes/The Trio Vol.1) 

 聞いているととっても楽しいんですが、やるのと大違い。様々なパターン、ブロックコードを多様したり、シンコペーションを多用したり、ほんといろんなことをやっています。 

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まとめ 
ジャズブルースをたくさん聞いてみましょう。 
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これって、独断と偏見ですので、責任はとれません。(笑) 
1950年代から始めると効率が良いことは真実 

次回はリズムをどのようにとるか,,, の話。

2011/11/13

Birdland 攻略法 / Music Exploration Company リハーサルから

音楽探検隊でWeather ReportのBirdLandを発作的にやることになり、11/12に一回目のリハーサルを行いました。
http://choro264.tumblr.com/post/12723871608/2011-11-12-birdland-weather-report-music

音楽ファイルはこのBloggerには直接アップできず、以前のtumblrに貼付けることにしました。

Birdlandは2テイク入っています。途中で無音のあとアドリブからの最終テイクが入っています。
しかし、普通のバンドならもうOKのレベルですが、録音を聞き直すとフィードバックすべきところがたくさん。
 バンドをやる人向けですが、曲を作って行く練習の過程を敢てアップしてみます。
荒削りな、まだまだ完成度の低い演奏ですが、この後どのように修正して行くか、録音を聞かないとわからないものです。特に鍵盤弾きにとっては音色は演奏中にわかりにくいもの。


<追加> 12.1第二回目のリハーサル から 多少進化しているような気がする。
http://choro264.tumblr.com/post/15559897088/birdland2-music-exploration-company

Birdland/Weather Report
前半は思ったより窮屈な曲です。もっと聞き込む必要があります。
適当なところまでコピー。
 シャッフルになってからの開放感が素晴らしい。もっとアドリブ長くやってもいいでしょう。アドリブが終わった後のメインテーマの前の部分、鍵盤とギターのユニゾン、ゾクゾクします。
やっぱり鍵盤の負担が大きい。当然か。
この曲はジャコもそうですが、ザビヌルの和音の厚みが印象を決定づけている曲です。もっと厚みをあるバッキングが必要。私はどっちかというとやや厚すぎるバッキングをやるほうですが。それでも薄い。(厚い 和音の数が多い 6和音ぐらい)

シャッフルにいったら、もっと飛んで行ってしまってもいいかもしれません。
テーマにいつか返ってくるという安心感を忘れたい。

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(2)1950年代のコピーからが近道


「ジャズピアノは1950年代コピーからが上達の近道」 
 
 私自身はバップピアニストとは相当遠いスタイルですが、 最初の段階で50年代のバップから入るのが上達の早道です。 
 前回ジャズピアノを練習を色々な要素練習として考えることを説明しました。右手のフレーズだけ取り出して耳になじませる。ベースラインを理解する。左手で出している和音とそのタイミングを理解する。そのための理解しやすい曲と考えてください。 
 このためには、最初に1950年代のレッドガーランド、ウィントンケリー、ハンプトンホーズがお勧めです。(ソニークラークはちょっと難易度高め) 

 注意しなければならないのはコピーの対象とする演奏はあくまでも要素練習ですので、オスカーピーターソンやエバンスから入るとと挫折の危険性大  (聞くのは結構!やるのは3年経ってから?) 

 最初はブルース系を中心にやるのが無難です。ブルースの奥の深さがわかるには時間がかかります。 だいたい大学のジャズ研に入るとジャズブルースばかり1年ぐらいやらされますが、結構正しい。 


■参考曲(1)必修曲 「C Jam blues Groovy / Red Garland」 1957 

 ジャズピアノを初めてやりたい!というかたにはこの曲の耳コピーから始めることを勧めます。譜面も出回っています。できるだけ譜面を使用しないで挑戦してみましょう。ピアノを少しかじったことがある人ならできると思います。これは部品の仕入れ練習。 

この曲はC BLUESですが 簡略化したコードは 
   C  F7 C C7 
   F7  F7 C C 
   Dm   G7   C  C   
の12小節で基本は3(4)つのコードです。 
(よく聞くともっと細かくコード分割していますが最初は無視!) 

まず、 
1. 最初にテーマをとってみます。音がGのCの二つしかありません。 これはできるでしょう。 
2. 左手の和音を理解する前にベースラインもワンコーラス(12節)でいいですから、鼻歌で歌えるように耳で聞いてみましょう(鼻コピ) 

 さて、テーマが終わったあとの最初のアドリブのワン、コーラス(12小説!)を100回聞いてみましょう。 
 右手のフレーズが鼻歌で歌えるようになりましたか?(ワンコーラスで十分) 

3. さて、いよいよ本題の左手です。テーマが終わったあとの3コーラス目からの左手の和音とそのタイミングを聞いてみましょう。ベースの刻むタイミングよりも少し前に「食った」タイミングで左手が入ってきます。ガーランドの左手のスタイルは極めて汎用性のあるスタイルです。 
この曲の最大の目標はこの左手のマスターにあります。 

 左手のパタンは3通り(4通り)しかありませんが、この12小節をマスターすることで、 大切な宝物を手に入れることができます。 

対応する和音は ベースコード C7 (ド) →  E B♭ D(左手の三和音) 
        ベースコード F7(ファ)→ E ♭ A D 
        ベースコード Dm(レ)→  F C E 
        ベースコード G(ソ) →  F B E 

 このベースコードに対応する左手の和音のポジションチェンジが極めて少ないところがミソです。 

 難しいのは左手の裏拍に入れるタイミングです。左手と右手が全く別々のタイミングで入ってきます。 
左手の和音のタイミングに合わせて拍手を入れる練習をしてみましょう。 

4. この間、左膝で2拍、4拍のリズムをとります。(がんばれ) 
5. このスタイルではペダルの使用は厳禁です。 

 大切なことは全曲フルコピーすることではなく、どこかの4小節または12小節の完璧にタイミングをマスターして自分のものとすることです。タイミング、タッチ、等までこだわってコピーしてみましょう。 
 要は、自分の部品として消化することですのでおいしいところだけで良いと思います。 
                                       

この講座は役割は、ジャズピアノの練習を始めると次々に出現する壁の扉をあけることにあります。そのぐらいのつもりでおつきあいください。 
 ボイシング(テンションコード)の問題なのか、左手の問題か、右手の問題か、コンピングパターン、リズムの問題なのか、右手のフレーズの問題なのか、要素に分けてどこに問題があるかを認識することが必要です。 




もっとブルース

最初に取りかかるべきジャズブルースをさらにどんと紹介します。 
(みな私が大昔に取り組んだものです) 
珠玉のブルース集といって良いでしょう。 まず、聞いているだけでも楽しい。 次第に、何故1950年代のピアニストから入るのか、 理解できると思います。 

この講座の趣旨はジャズピアノの要素練習のためにあります。 
繰り返しになりますが、 
ベースラインを聞き分ける。 
左手のブルースボイシングの基本のパターンをマスターする。(3-4和音) 
左手入れるタイミング(コンピング)の基本を押さえる。(最初はガーランドスタイルで) 
そのあとで、 
右手のリフのパターン、(後になります)、 
右手のタイミング(レイドバック) 
イントロ、エンディングの技法 

譜面や和音の説明が難しい......  


■必修曲(2) Kelly Blue (B♭)Kelly Blue / Winton Kelly  1959 

 55秒~3分半の間はフレーズの宝箱。超美味でほっぺたが落ちそうな右手ブルースフレーズが満載。1ヶ月ぐらいこの曲のコピーをやる価値があるでしょう。ただしレッドガーランドに比べて左手が聞こえにくいので、この曲のコピーはブルースの左手が確立してからのほうがいいかな。 
このアルバムのSoftly は意外に難物。 










  
■参考曲(3) Blues The Most(F) Hampton Hawes / The Trio Vol.1 1955 

 Fのブルースはこの曲が実にコピーどころ満載です。medium slowのブルースのパターン、倍速テンポのアドリブ、ブロックコード(1オクターブに音が5つあるような和音)によるアドリブ。内容的にやさしいところからそうとう高度なことまで。 
要コピー1ヶ月 
  
最初の段階でのブルース初歩のさらにおすすめ3曲 

■参考曲(4)Straight, No Chaser  (Miles Davis/Milestones) in F 1958 

 C JAM BLUESの Key F版 これもRed Garlandなので。 











■参考曲(5)Freddie Freeloader (Miles Davis / Kind of Blue) 1959 

 Kind of Blueのなかでこの曲だけWynton Kellyが演奏してます。Mode Jazz のCDと言われますが、WyntonはBop phrase弾きまくりです。これ以外の全ての曲がBill Evansで色々な試みを行っているのと対照的。Bopの練習にはお勧めです。 





■参考曲(6)Blues(山本剛 / Misty) in F   

 山本剛の名作Misty の次の曲。Three Blind Mice版の発売は70年代だと思います。(私が大学生の時にコピーしたもの) 
 日本人のためニュアンスがつかみやすい(と思うけど)左手にも丁寧にコピーしてみましょう。録音がすばらしい。おすすめ。 

 実に要素練習としてわかりやすいブルースです。

次回もまだまだブルースの話です。 
いかにジャズブルースの奥が深いものかという話。 
ブルース3年の為にジャズブルース推薦曲 怒濤の9曲!! 
「ブルースピアノ」と違います。
あくまでもオーソドックスなジャズピアノの要素練習です。 

(再度、私はバップピアニストでもブルースピアニストでもないって...) 
おそらく満腹というか胃もたれするかも知れません。 胃薬を用意してください。 

濃いなあ。 

== まとめ ======================== 
 ジャズピアノは1950年代コピーから入るのが上達の近道 
 C Jam blues Groovy / Red Garland を100回聞く 
 ジャズブルースは3年 
======================================= 

このあたり、推薦曲の追加があれば突っ込んでください。
 

2011/11/12

週末鍵盤弾き的ジャズピアノ講座(1)能書きと結論

 ジャズピアノを弾いてみたい、これからやってみたい、現在取り組んでいるけどなかなか上達しない。クラシックはやったことがあるけど...... このような相談をよく受けます。 
 
 私は平日は音楽とは全く無縁の仕事をしておりますが、大学のジャズ研出身で週末に仲間と趣味でジャズを楽しんでいます。この講座はあくまでも私の経験によるもので、偏った部分も多いことをご承知ください。
様々なレベルのかたに普遍的な解決法はありません。メソッドが確立されてしまってはジャズでなくなってしまうような気もします。それでも、いくつかヒントになることを何回かに分けて話しましょう。難しくなりすぎいようにします。 テキスト主体ですので、細かい技術面よりも、基本的な考え方と参考曲の紹介が中心になります。 
 この講座は、3年ほど前に某二つほどのSNSで連載していたものです。少し加筆整理。


■先に結論 
 最初にまず結論を述べ、少しづつ解説します。 

1. ジャズはヒアリングが5割 
2. 譜面は必要だが、譜面はジャズの要素の半分以下しか書いていない。譜面だけの練習は危険 
3. からだのどこかで4ビートのリズムをとる必要がある。 
4. ジャズピアノを始める人は1950年代のコピーから始めるのがもっとも効率が良い 
5. セッションに参加できると、効率が良い。 
6. かならず録音して自分の音を聞いてみること 
7. ジャズピアノはブルース3年。 

初級者の人から中級者の人、これからセッションデビューを目指す人あたりをターゲットに、ある程度共通する結論をまず書いてみました。 


もう一度お断りしておきますが、文章主体の講座で伝えられることには限界があります。どちらかというと手取り足取りの懇切丁寧な指導でなく、ちょっとしたヒント集になることをご承知ください。コピー推薦曲は参考になると思います。 

■この講座の対象は..... 

 1. ジャズが好きで少し他の楽器をいじったことがある 
 2. 昔クラシックのピアノをやっていたことがある。 
 3. 現在ジャズピアノの教室に通っている。 

そして、目標はセッションデビューです。 全くの0からというのは厳しいのですが、他の楽器の経験があれば、かなり違うと思います。ジャズピアノのテクニックはクラシックと共通ですが、言語が違います。 

■ジャズの練習はヒアリングが5割

 この言葉の意味は個人練習をする際に、譜面を使って個人練習をする時間と、実際に曲を聞いている時間、CDを聞く時間、生の演奏を聞く時間のバランスのことをいいます。 
 譜面だけの練習ではなかなか上達しません。譜面にかかれていることはジャズに必要な要素の半分以下と考えたほうが良いでしょう。
さて、そのヒアリングの内容ですが、ちょっと「分析的な聞き方」をしてみましょう。 
 そしてその要素として次のことを聞き分けてみましょう。 

 コピー推薦曲(1) C Jam Blues Groovy / Red Garland 


 
 左手のジャズらしい和音/両手を使ってのジャズらしい和音 
 そのタイミング 
 ベースライン 
 右手のフレーズ 
 右手のレイドバック(ビートに対して弾くタイミングの遅らせること) 
 イントロ 
 エンディング 
 体のどこでリズムを取っているか。 
 ペダリング 
  
 要素分析的な聞き方を始めると、どのような曲を聞いたら練習になるかが次第にわかってきます。 
(この時点でOscar PetersonとEvans私も白旗をあげました。最近のコンテンポラリーものも難しいです。次回参考曲を少しずつあげますが一番最初に取り上げるべきは、レッドガーランドのC Jam Blues(Groovy)から入るのがこれまでの経験からは無難です) 

いきなり飛ばしているって、大丈夫です。ここは我慢してください。なんでジャズピアノがなかなか上達しないのか?という話の裏返しですので、最初に必要です。 

 しかしピアノって大変な楽器ですね。やることが多すぎます。 

■まとめ 
 実際に楽器を弾く時間とジャズを聞く時間のバランスが大切 
 要素分析的な聞き方をしてみましょう。  
 C Jam Bluesを100回聞いてみる。 

ヒアリングの推薦曲が怒濤のようにでて来ますので、覚悟してください。  

                                  (第二回へ続く)